TR5T-31E

 タイミングギアの中間にあるギアのブッシュをリン青銅で作製しました。

純正やリプロには無いオイル溝も追加加工。

 端から端まで全て同じ内径で、しっかり真円になるようにリーマーも通して

クリアランスをしっかりキメました。

 オイル溝の効果も念の為ベンチテスト。

オイルをしっかり拾ってくれているようで一安心。

 余計なガタ無しにスーと入れて

スルル～と回ってくれます。

なぜ作ったかというと、

リプロのブッシュは、圧入しても内径が大きいままで交換しても意味が無い事と、

圧入後は内径は真円にならず、クリアランスの大小の差が激しかったのです。

それじゃ交換する意味ないなって思って。

あとは、色から察するに、もしかしたらただの真鍮？みたいな。

 写真はリプロのブッシュです。

先細り市場の汎用リプロブッシュなのでやっぱ信用できないなぁって。

一応純正ではPhosphor Bronzeとあるので、リン青銅の指定ですね。

今回は結構良いリン青銅使いました。

 ところで、プッシュロッドチューブのWEDDING　BAND黒染め中。

 完成。ガンメタルグレー。どがっこいい。

 （続）