Believe yourself

昨晩、世界最速のインディアンを観たんだけど、

自分を信じるって事は大事だなと思ったよ。

結構ふつーの事なんだろーけど、僕みたいに

自分に自信が持てないタイプはあぁ言う映画を観ると感化を受ける。

自分を信じるかぁ～・・。とふと思っているとある昔の

苦い思い出がよみがえってきた。

あれは確か小学校５年生の夏の事だったと思う。当時は初代ミニ四駆ブーム全盛期だった。コロコロの発売日を死ぬほど楽しみにしていた僕は、発売されると同時に本屋に駆け込み、雑誌に穴が開くほどミニ四駆のチューニング情報を探し読みあさった。日曜日の朝６時30分からはタミヤＲＣカーグランプリのミニ四駆コーナーを毎週楽しみにしていた。そうして情報を集め、不器用ながらも愛車「サンダードラゴン」を改造し、近所のホームセンターで開催されるレースにエントリーする事になった。

当日、練習走行している他の子たちの車両を見てあまりにも愕然としたのを覚えている。彼らのストレートスピードがあまりにも速かったのだ。コーナーを曲がれない程速い彼らのマシンを見るととても不安になってしまい、せっかくチューニングを決めた自分のマシンのモーターを高速向けに変更して本番に挑んでしまったのだった。

当然、コーナーを曲がれず初戦敗退だった。

ちょうどレースを見に来ていた僕の友達のＡ君はミニ四駆を持っていなかったので、僕のミニ四駆でレースに出てみないかって事で、彼に貸す事にした。セッティングは全て元にの状態に戻し、Ａ君はレースに挑む事になった。ストレートはやはりそんなに速くはなかったんだけど、逆にコーナリングがかなり速いマシンに仕上がっており、Ａ君は準優勝という結果を残す事ができた。

自分の愛車を信じてあげれなかったと言う苦い思い出のリベンジを果たすべく、

ミニ四駆選手権全国大会を目標に、僕は去年、６００円を出してミニ四駆を買った。

１年たったが、まだ組み立てていない。

それどころか、全国大会も、もう開催されていない。