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Monday, December 18, 2023

TR5T その後27



 
久しぶりのTR5T
はやいもので来年で10年目
 
今回も定期的なオイル交換と各部点検



リプロのウィンカーから
当時物のLucas純正ウィンカーに交換



長いステーをカット




ねじ切り




ねじが空回りして締まらないと
思ったらクラックが入っていた



プラスチックなので上手く治るかわからなかったけど、
溶着&肉盛りでとりあえずうまくいったと思う。


やっぱり刻印有がカッコイイ。



今回はタンク外してヘッドボルトや各部点検。




このTR5T専用のエキゾーストの部品を作りなおしたりした。


ホーンのステーがまた折れた。
このホーンめちゃくちゃ重いのにステーが華奢なので
取り付け方法を見直した。
 








ラバーマウントに変更した。
長持ちしてほしい。


ちと早めだったけど
チェーンも交換。これで3回目


40キロくらい試乗して終わり!
日常的に通勤の足として乗られ続けて来年で10年目だけあってかなり年季が入ってきた。
 
でもこのトラ、非常に調子良いしめちゃくちゃ乗りやすくて気持ち良いね。
 

Wednesday, May 3, 2023

Dome head bolts and nuts

 

ボルトナット作製の依頼です。

フランス製ビンテージランプのJieldeに使われているボルトが折れてしまったようで。

 

六角棒から削り出し。

M6と細いうえに長いので気を使います。


 

ねじ切り。



ナットも含めここから頭をドーム形状に。

 

 


 
スペアを含めて7セット完成!
 
さすがにフランス製。
悩ましい形状をしているうえに鉄の素地むき出しでかなり色気のあるルックス。
日本ではこのような形状のボルトナットは売られていないし、
日本の生真面目な市販のボルトナットはさすがに流用しにくい部品だなと感じました。
 

Thursday, April 14, 2022

インド38

 

旋盤でブッシュを作ろうかと

 

 

 

気を使う外径と内径 

 

 




ブレーキぺダルの軸受を作製

 

 

リーマーを通して寸法を整えて完成

 

 

 

車体に取り付けてみる。

ビシっとしていて非常に気持ちが良い!

 

(続)

 

 


Tuesday, April 12, 2022

インド37

 

SUS303六角棒を加工。

ねじ切り。


M13xP1.0

こういう変則的なねじを作るには

旋盤は非常に便利。


 内径もねじを切っておしまい。

 

もう一個部品作った。

 

メーターケーブルサイズ変換アダプターを作製。


こんな感じ。

インドのメーターはイタリアンとは違ったので

間違えて買ったイタリアンケーブルを使うために作製。

これで今後ずっとイタリアンメーター用のケーブル使える!

 

 

Friday, December 31, 2021

インド35

ダイソンの掃除機をウィンウィンさせながらみんな大掃除をしている年末、

自分は旋盤をウィンウィンさせながら過ごしている。

切なくなるけど、今日は集中できた。

 

 ハンドルバーのエンドに挿入するブッシュ。

ハンドルの内径との相性が悪かったので、5/100mm切削する。

 

 
ついにスロットル側に着手。

 

 
スロットルローラーとロッドの、ロールピンの穴の位置が合わないので

スロットルパイプを少しだけ削って合わせた。


 

 スロットル側がついに完成。

リターンスプリングを付けたのでスロットルの戻りがかなり良い。

ただ、スロットルローラーの径がデカイので、

フルスロットルになる位置によってはローラーがメーターに当たってしまう。


どうも気になって年を越せる気がしなくなってきたので、

デロルトを引っ張り出してきてつなげてみた。

メーターに当たる前にフルスロットルになる事を確認!

やっちまったな・・・って一瞬思ったけど、

よかった!

今年はここまで!


ありがとうございました。

みなさん良いお年を。

Friday, December 17, 2021

インド34

 

 

ヘッドセットのロッドに使うロールピン。

左が日本製、右が海外から来たもの。

日本製はやっぱり作りが良いし、気が利いているし、装着感も最高に良い。

ただ、良くも悪くも日本で育ったせいでこういう部品が良くて当たり前だと

思ってしまっている部分もある。

当然当たり前ではないわけで、

品質に恵まれすぎている環境にいると

思考がどうも逆に貧しくなってしまうような気がする。

 

 

手に入る部品に感謝しながら今日も旋盤で加工をする。

 

 

ギアチェンジハウジングの端面が斜めになってしまっていて

回りが渋くなってしまうので、それを和らげるための加工。




ギアチェンジ側完成。

シム調整やら切削やら研磨やら結構調整が必要でなかなか大変だった。

 

 

前やったジャパンインドはローラーとメーターが当たっていたので

今回も気にしてみたけど、まったく当たる雰囲気が無く良い感じ。よかった!

 

Vijetaのロゴが入ったメーターを使いたかったけど、外すときに

バラバラになってしまったので、それと同じYenkay製のデッドストックを装着。

文字盤だけでもVijetaにしようかな。 てかこれ動くかな?


(続)

Wednesday, November 24, 2021

インド29

 僕は罰をうけなければいけないのだろうか。

それとも呪われてしまったのだろうか。

 

CASA LAMBRETTA製のフロントフォークの塗装後、

なぜか上手く組めなくなってしまった。

全く同じ部品構成にも関わらずだ。

 

何回か組みなおしてみたが、結局フォークリンクの左右のバランスや向きが

大きくずれてしまい、塗装前と同じ状態にならなくなってしまった。 


散々苦労してきたCASA製のフロンフォーク。

まさかここで再度壁にぶつかるなんて夢にも思っていなかった。

 

何か目に見えない力が本当に働いているような気がしてならない。


相当ショックで完全に気力を失いかけたけど、

良くも悪くもかなりあきらめの悪い僕は、全ての部品を一度見直し、

何度か組み直し、ようやく安定して組める部品構成を再構築。

 

そして、ホイールアッシーの角度も全て見直してようやく光が見えてきた。

試しに何度か組んでばらしてを繰り返してみたが、安定しているようだ。

 

 

あまりにも困っている姿を見たブラフマーが、創造する力を与えてくれ、

 ビシュヌによってこのセッティングのバランスが維持されていると信じている。 

シヴァが破壊した僕の最初のセッティングはおそらく間違っており、

もう一回やり直せというお告げだったのだと思う。

 

  

 

 

-PARTS-

 

GP200 type Front fork・・・Casa Lambretta (modified by gsz77)

Fork spring top hats・・・Genuine Innocenti. used 7.00mm

Fork springs・・・BGM 10% UPRATED 

Fork spring rods・・・MB(the set that I bought 6 years ago. Not the latest ones.)

Buffers・・・MB (the latest set)

Inboard Disc brake type GP Fork links ・・・MB (heavily modified by gsz77)

Damper studs・・・Casa

Ball bearings・・・SIL

Fork link bolts・・・MB (modified by gsz77)

Axle shaft・・・Scootopia

Axle nuts・・・Casa (modified by gsz77) & MB

Axle locating washers・・・MB(slightly modified by gsz77)

Fork link bushes and cups・・・MB


 

 -ASSEMBLY-


gsz77



 


 
フロントハブ位置決め用シムを作製。
 



SUS304
3.2mmと1.9mm



これでようやくフロントフォークをフレームに組むことができる

はずだったんだけど。

 

 

 

ステムベアリングレースのはめあいがゆるすぎる。

今更気付くなんて・・・

 

完全に終わってますね。


(続)