Monday, June 4, 2012

650project

リムがフレームに対してセンターにあるのに、
タイヤのトレッド面がセンターじゃないという災難に見舞われ、
どうやってトレッドをセンターにもってくるかと考えていました。
ついでにチェーンとタイヤのクリアランスも0.5mmくらいしかない
ので、いっそのことホイールごとオフセットする事にシマシタヨ。

オフセット用 スペーサー作製。

勢い良く作ったものの、構造上の問題であえなく失敗。

ついでにスプロケットも削ろうと思ったけど
ジンクプレーティングのくせに結構硬くてとんでもない音が出てしまい、
近所迷惑なので速攻終了・・・。掴み方が悪い?


みなさん、厚さ3mm、外径220mm、内径190mmの
リングが必要になったらどうしますか?

僕は単純に考えました。
丁度余ったプレートがあるので、
削り出しで作ってしまおうと。

生爪でつかんで両面仕上げればいいやなんて甘い考えだったんだけど、
実際やってみると、
薄すぎて歪むし、曲がるし、しまいにはチャックからリングをぶっ飛ばす
っていう最悪のパターンになってしまいました。

いっそのこと3mmの板をレーザーカットしてもらえば
簡単じゃねーの?なんて楽な方法も思いつきました。

しかしある芸術家は言いました。

「選択に迷った時、必ず難しい方を選ぶ。」

そんな言葉が頭をよぎってしまったので、
悩んだ挙句、もう一回削り出しでつくろうと決めたんですよ。

 ジグソーでA7075を切り出します。
コンターよりやっぱジグソーのほうが速いよ。 
ちなみにこの75は2009年に買ってからずっと使ってない。

もうね、作ってる最中なんて写真とれないから、
最後の写真しかありません。もっと簡単な方法ないかなぁ・・・。
こんななんの変哲もないリングで一日が潰れてしまい、ちょっとした旅行気分ですよ。
ちなみに、面板は一切傷つけないようにしてます。

せっかくリムの振れも0.1mmで抑えたし、チェーンとタイヤのクリアランスを
出来るだけ確保したかったのもあったけど、削り出しで
厚さ寸法公差±0.06mm が限界でした。

このプレートを利用してホイールをオフセットさせます。

ちなみにコレが歪んでぶっ飛んでったリング。
厚さ寸法公差±0.20mm。 外径内径ともに
軸がずれてて、さらには真円じゃないっていう最低のリング・・・。

しかし、最後の最後でぶっ飛ばすとホントショックだよね・・・。

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