Friday, October 26, 2012

Black clutch & White basket



昨日完成したブラッククラッチまわりを仮組みしました。
通常は、だいたいガタガタのクラッチハウジングですが、
今回は逆で、クラッチハウジングがキツくて回りません。
良くも悪くもいつもの事なので、回るようにすれば良いのです。

クラッチ関係の部品は全て新品。
ほとんどがハリス製品です。クラッチハウジングは
トニーヘイワードの乾式。

新品のハリス製品がオカシイのでしょうか?
トニーヘイワードがおかしいのでしょうか?

バイメタルのスラストワッシャーを削って薄くしようと思いましたが、
機能を損ねる可能性があるし、消耗品なので、
交換する度に削るのも面倒臭いなぁと。
 
クラッチセンターの裏を削ろうとも思いましたが、
今後スパイダーが外に飛び出してくる可能性もあるので
クリアランス過多になりそうな予感がして余計な事は止めました。

悩みましたが、ヘイワードのクラッチバスケットを削ってクリアランスを
確保しようと思いました。
 
が、ふとひらめいてしまいまして、実行すると、するすると良い感じに
回ってくれました。無加工でいけました。
 
 ヌルルルーと回るように微調整をして完成。
 
原因はトニーヘイワードでした。
ベアリング部に圧入されているリングの位置が、
0.1mmの範囲内で微妙ーーにずれていました。
せっかくのスペシャル部品だし、良い値段するんだから
もっとしっかり仕上げしてほしいですね!
 
 でもこういうトラブルがある度に部品と仲良くなれるので
キライではないですね、こーいうシチュエーションも。
 
削ろうと思って用意した面板も
結局使いませんでした。明日筋肉痛です。
 

 
 
 

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