Thursday, August 1, 2013

650project opinion on crankshaft bearings

近年日本では、和製英語だったり、無駄に英語で
表記する事が多くなったりしてますよね。

先日も、NHKが英語をそのまま日本語で書いたような
ニュースばかりを放送して理解できずに困った人が
NHKを訴えましたよね。

例えば「法令遵守」的な意味を「コンプライアンス」って言ったり、
 「モンスターペアレント」だったり、「セカンドオピニオン」という言葉だったり。

そういう流れでいうと、バイク関係なんかにも英語言葉がたくさんあります。
クランクシャフト、カムシャフト、ブッシュ、ピストン、そりゃあまぁたくさん。

普通に使う「ベアリング」という言葉もそのうちの一つです。
正しい日本語表記としては、「転がり軸受」と言いますよね。

先日とあるベアリング専門家と話をしていた時、
自分が当たり前だと思っていた言葉がすべて言い直されてしまい、
若干カルチャーショックを受けました。

例えば、ローラーベアリングは、「単列円筒ころ軸受」と言います。
ローラーベアリングのローラーは、「ころ」と言います。
ローラーベアリングのアウターレースは「外輪」と言います。

ベアリング類の日本語表記は心の片隅にはあったものの、まったく
使い慣れていなかったので、頭がパンクしそうでした。

そのわりに、ラジアル、アキシアル、フランジなんて言ったり、
C3の読み方は、「しーさん」と読んだりめちゃくちゃじゃん(笑)。

いやぁ、面白いんだけど、ほんと大変な世の中ですなぁと思った次第です。

昨今アメリカナイズされた言葉や文化がたくさんありますが、
日本人として、もっと日本語を大事にするべきかもしれませんね。

みなさんも、これから「マスキングする」ときは、「養生する」と言いましょうね~。


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