近年日本では、和製英語だったり、無駄に英語で
表記する事が多くなったりしてますよね。
先日も、NHKが英語をそのまま日本語で書いたような
ニュースばかりを放送して理解できずに困った人が
NHKを訴えましたよね。
例えば「法令遵守」的な意味を「コンプライアンス」って言ったり、
「モンスターペアレント」だったり、「セカンドオピニオン」という言葉だったり。
そういう流れでいうと、バイク関係なんかにも英語言葉がたくさんあります。
クランクシャフト、カムシャフト、ブッシュ、ピストン、そりゃあまぁたくさん。
普通に使う「ベアリング」という言葉もそのうちの一つです。
正しい日本語表記としては、「転がり軸受」と言いますよね。
先日とあるベアリング専門家と話をしていた時、
自分が当たり前だと思っていた言葉がすべて言い直されてしまい、
若干カルチャーショックを受けました。
例えば、ローラーベアリングは、「単列円筒ころ軸受」と言います。
ローラーベアリングのローラーは、「ころ」と言います。
ローラーベアリングのアウターレースは「外輪」と言います。
ローラーベアリングのアウターレースは「外輪」と言います。
ベアリング類の日本語表記は心の片隅にはあったものの、まったく
使い慣れていなかったので、頭がパンクしそうでした。
そのわりに、ラジアル、アキシアル、フランジなんて言ったり、
C3の読み方は、「しーさん」と読んだりめちゃくちゃじゃん(笑)。
いやぁ、面白いんだけど、ほんと大変な世の中ですなぁと思った次第です。
昨今アメリカナイズされた言葉や文化がたくさんありますが、
日本人として、もっと日本語を大事にするべきかもしれませんね。
みなさんも、これから「マスキングする」ときは、「養生する」と言いましょうね~。
みなさんも、これから「マスキングする」ときは、「養生する」と言いましょうね~。
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