ハンドルロックの鍵交換。
台湾製のEMGO。
読み方は「エンゴ」だと思いますけどみなさんいかがお過ごしですか。
台湾製ですが、僕は結構作りが良いと思っています。
軽い圧入で差し込んで、六角穴付きボルトで固定。
六角穴付きボルトで固定している時点でanti thiefになってませんぜ。
まぁ、圧入されたシリンダは手では抜けないから、イタズラ盗難は防げるでしょうけども。
フロントフォークとブレーキシューの部品類の到着が少々遅れているので
なかなか先に進めません。
さて、マフラー交換の件です。
このヘッドはスピゴットスタイルではなく、プッシュインスタイルです。
エキパイもそれ専用のプッシュインです。
プッシュインスタイルとは、読んで字のごとく、エキパイをヘッドに押して入れるタイプです。
500モデルは、1972年からプッシュインスタイルに変更され、1974年まで続きました。
それ以前は、スピゴットっていう筒状の部品が、ヘッド側にねじ込まれていて、
その筒の上にエキパイをぶっさして、フィン状のクランプで固定するわけです。
スピゴットが緩んだり、ヘッド側のねじ山が潰れたり、修正するのに大変だったり、
加工が大変だったり色々あったのでしょうね。
というわけで、前期型スピゴットスタイルのエキパイは、後期型プッシュインスタイルのヘッドには
そのままでは装着できません。 T100Cのハイレベル左出し用のエキパイは、スピゴットスタイルしか存在しないと思いますから、同じスモールユニット500だからといって、ポン付けできるわけではありません。何かしらの加工が必要になってきます。もしくは、エキパイ自体をワンオフで作り直す必要が出てきます。
ここで疑問ですが、今まで見てきたTR5Tの写真の左出しハイレベルエキパイ
はどうやって装着されているのか。中にはワンオフエキパイもありますが、
前期型のスピゴットスタイルを流用している車体が多いと思います。
ここは想像が膨らみますねぇ。さてどうしようか。
No comments:
Post a Comment