Thursday, September 15, 2011

神田川景

僕は、しばらくぶりに遠くに旅行をすることにした。
しかし、あまりの都会だったので途中でホームシックになってしまい、
何度も引き返そうとしたんだけど、一度見ておかないとと思い
がんばって行ってくることにした。

「耳をすませば」を彷彿とさせる懐かしい坂道
夏の終わりを告げるように、セミが最後の音色を奏でている。
そこを抜けると、

作業に行き詰っていたので、この神社でC71に想いを馳せることにしたんだ。

雫「ねこ君、ひとり?」

そして神田川の遊歩道を、蚊に刺されながら歩いていると、
建物の一角に何やらバイク屋さんらしいものを発見した。
色んなバイクやらエンジンやらが乱雑に羅列されている!
BMW、ドカティ、ホンダ、カワサキ、ヤマハ、ベスパ、トライアンフ等
色んな旧車がたくさんあった。

店主らしき人が何やらゴソゴソと修理していた。
工具もたくさんあるし、機械もたくさんあった。修理できないものは無さそうな雰囲気。
立ち寄ってみようと思ったけど、田舎モノは相手にされない程
洗練された雰囲気に圧倒されてしまい
腰が抜けそうだったので、通りすぎる事に決めたんだ。
一緒に行ったLycaさんは店主らしき人を見るなり、
「かわいい、あの人かわいい。絶対もてる。かわいい。やばい。」
とずーーっと言っていた。僕は少し複雑だった。

都会のたくさんのビルジングに圧倒されつつ帰宅した。
街が前にくらべて随分と暗く感じられた。
節電なのだろうか。少し寂しくも感じたのだけど、
大久保の韓流ブームの活気はハンパねぇとつくづく感た。

(※この物語はある程度フィクションです。

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