Tuesday, July 14, 2015

lambretta GP150(SIL)-15

このホールのスタッドには苦労しました。
実は返品含めて三本目。三度目の正直。

ここは独自の解釈で締めていくしかないかと。
締め方も角度締結法で、今までボルトを締め続けてきた感覚だけを頼りに
人間トルクレンチとなり、オーガニックかつプリミティブに
チョイチョイチョイチョイ締めた。はぁ?

次のタイヤ交換は無条件でBGM製のリムにしちゃったほうが良いと思う!
このリムは信用ならん!

ナットはMB Developments製で、袋ナット。
ランブレッタの足回りをまじまじと見た事が無いので、
全然わからないんだけど、MBのセットには袋ナットと
普通のナットがあって、どっちをリムに使ってどっちをドラムとホイール締結用に
使うのか分からなかった。前のホイールは、リムを合わせるのに普通のナットで、
ドラムとリムを固定するのに袋ナットを使っていたんだけど、
袋ナットをリム側で使ってみる事にした。 

理由は、リムのスタッドの長さが、ドラム側のスタッドより短いので、
袋ナットが底付きしない事と、ドラムとリム固定のナットのほうがトルクもかけるし
重要な個所なので、袋ナットを使って底付きしてしまうと目視で確認できない。
目で確認できる普通のナットをドラム側のほうが良いのではと。

リムのスタッドは塗装されていないので、袋ナットで隠せるメリットもあるかな。

結局見た目変わらないけどね。
でも袋ナットはカッコいいから使いたかったんだよね。


フォークを塗装する前に、フォークリンクの
左右の高さのバランスを確認しました。

この左右の高さが違うとホイールが斜めについてしまったり、
動作のバランスが左右のリンクで違う感じになるので出来るだけ
合わせたほうが良いだろうという事で。

目で分かるくらいずれていたので、何をどうすると
どう変わって左右の高さがどう調整できるのかを確認。

こういう時はりかさんに相談すると大体解決するので、
相談したら案の定すぐ解決しました。

めちゃくちゃ簡単な構造なんだけど、めちゃくちゃバラしにくくて
めちゃめちゃ組みにくいうえ、全然慣れないので汗だく・・・。
オイルまみれにならないのが唯一の救いかなぁ。


でも、うまくいけばかなりハイレベルなフロント周りになると思う!


ここはこんな感じ。


フォークリンクの下には、バッファーと言われている
厚いゴムが入る。 


フォークリンクの上には薄いバッファーが入る。

ドイツのスクーターセンターにバッファーを注文したら、
薄いの3個、厚いの1個来たのでどうしようもない。
安い部品なんでイチイチ返品してられないので、
国内で調達することに。


これが使い古された下側のバッファー。
かなりハードな人生を歩んできたのでしょうね・・・・。

左右のフォークリンクのバランスが悪かったみたいで、
左右のバッファーの凹み具合が全然違う。

これがインナー部品。超単純でしょ?
あ、フォークの中に部品置き忘れてきた。まぁいいか。

フォークスプリングはMBDのステージ3。
フォークロッドはMBDのステンレス。
フォークリンクのピボットボルトはCASA LAMBRETTA製。
フォークリンクピボットのワッシャーはMBD製。
ボールはSIL製。ボールはすごい精度良い。

MBD製品は、SIL製品やアジア製品と比べると作りがまるで違う。
作り手の意気込みを感じさせるね!!

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