Thursday, October 15, 2015

GP150-28

ランブレッタばかりやっているので
アクセス数がどんどん下がっていますがいかがお過ごしでしょうか。


海外に注文したステッカーが届いたのですが、
ステッカーがきれいに4回もしっかり折りたたまれて梱包されていました。
ステッカー折るの!?と喜怒哀楽が混ざりあって
気が動転している途中です。

気を取り直してヘッドストックの続きを。


 クラッチケーブルのアウターが破れてしまっているのが
気になっていました。オイル注入すればここからジャージャー漏れる事間違いなしです。
ギアチェンジと一緒にケーブルも回るので当然痛むと言えば痛むとは思うんですけども。


このケーブルを通す穴は、おそらく鋳造後に
叩き割って穴を開けて、パキパキ折って穴を整形した感じに見えました。
そのため鋭利なバリだらけで。そりゃケーブル痛みますね。

ここはバリを取ってリューターでスムーズにしました。

こっち側も。

スロットルパイプ内はホーニングして綺麗に。

 
スロットル側のオリーブブッシュの内径もホーニングして
スムーズにスロットルが動くように調整。

ギアチェンジ側は、ローラーとオリーブブッシュの間に
シムを入れ、オリーブブッシュの端面を少しずつ削って
横方向のガタの調整をしました。

ステムシャフトにクランプする部分はサビサビだったので、
ラストトリートメントで表面処理しました。黒々としてどがっこいい。

クランプの六角穴付きボルトはカシラプロダクトオリジナル部品の
ハイテンションボルトを使用。強度区分10.9。
 ステムシャフトのボルト逃げの溝の位置が合わず、ボルトが入らなかったので
ここもリューターで幅を調整。 

とにかく全て加工、調整の繰り返しです。
しなくてもだいたい組めるし多分走るんだろうけど、
調整の余地が沢山あるし、どうせなら調子良いほうが良いよね。

これで、各ケーブルと、配線を通す準備ができました。 

配線図書かなきゃいかん!




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