Thursday, December 18, 2014

TR5T-E19

 キックスターターのラチェットギア内部の
ベアリングの交換を開始しました。

 旋盤で治具作りました。

 こんなの。

 ベアリングを安いほうのプーラーで抜きました。
精度の悪さが逆にインチベアリングとの相性が良いようで。

IKOベアリング。日本トムソンのブランド。
日本製が入ってました。
ここはインチベアリング。

新しいベアリングを、
万力とプレスを使って圧入。


 治具のおかげで、
まったく同じ位置に圧入されました。
 アメリカ製INAベアリングを使いました。

もういっちょ、工具作り始めました。

 スレッドチェイシング専用ダイスホルダー完成。
前々から作ろう作ろうと思っていて、やっと作りました。

ダイス入ります。

こういう所だと、普通のダイスハンドルが回せないので、
あると便利です。スモールユニットだと、ギアボックスの
前側のスタッドボルトなんかにも使えます。

が、シリンダーベースのスタッドボルトは
転造なので、ダイスを通すのがちょっと勿体ないですね。
余程のことが無い限りはしないほうが良いかもしれません。

言い忘れましたが、
今回、全てのボルトナットをチェックして
渋いモノはタップやダイスで修正して、
使えないモノは新品に交換します。



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