Saturday, November 28, 2015

GP150-44


カバーのキックシャフトのオイルシールと、
クラッチアームのOリングだけでも交換しておこうかなと思って
各部バラしてみました。 



清掃して、

さぁ組んじゃおうかなぁ~なんて鼻息を荒くしていたのですが、
キックシャフトがどうやっても組めないんです。


なんかブッシュが妙に飛び出しているような気がしました。
Cクリップ溝が全然表に出てこなくて、装着できないんです。
しかし、組んであったのになんで組めないのだろうか・・・と悩んだ挙句
行きついた結論は、

どうやってくまれていたかさっぱり覚えていないのですが、
色々検証した結果、オイルシールの痕跡から察するに
オイルシールの次にこのCクリップが元々入っていたようで。

この状態だとどうなるかっつーと、

どうもクラッチのトッププレートと、キックシャフトが干渉して
ゴリゴリ削れていたようなのです。

こんな感じ。最初はなんて酷い加工なんだろうと
思っていましたけども。

(゜-゜)うーん・・・
このキックスタートピストンのハウジングも
ガリガリ削れてそのバリで、ピストンがうまく出でないみたいで。

間違った組み方の代償はデカいですよ、お兄さん。
 何が正解なのか明確にわからないので偉そうな事は言えないのですけどもね。

 センタースタンドのラバーとスプリング交換。
ベスパと違ってピンで固定されてるんで
ラバー外すのめんどくさいっすね。

 なんでこんな下に穴があいてるんだか。
ピンが下過ぎて入らない。元々入ってなかったけど。


 新たに穴を新設しました。

ピンを入れて固定。主に回転防止なのかな?
足引っかける用なのかな?ベスパに比べると凝った造り。



なんか手でも伸びる頼りないスプリングが
ついていたので、男前なスプリングにしておきました。


 センタースタンド完成。

これでエンジン以外全てに手を加えた事になります。
あ、あと塗装も。めっきとかもしてない。

No comments: