Thursday, January 21, 2016

GP150-55

AFのエキゾーストを早々に使用中止にして、
正月休みの間に持ち主と話し合って決めたMbgmのエキゾーストを使ってみる事に。

UKのMBが設計してドイツのBGMが作ったモノらしい。
これなら間違いないよね。ネット上でも絶賛のエキゾーストみたいだし。
ちなみにバージョン3と思われる新作。

MBのマーク氏にも聞いて、SILのストックGP150に
取り付けできると裏も取ってある。

ところが、取り付けるには問題が山積みで、
ポン付け、ちょっと加工したくらじゃ全く装着できなかったのです。

この問題は、車体がインド製だからなのか、エキゾーストが不良品なのか、
何が理由なのかははっきりわかりません。
このSIL製GP150には全く装着できませんでした。
かといってもう選択肢は無いのでこれを加工して付くようにしました。

まずフレームに当たる

こんなに上にエキゾーストが付くので、リアフロアボードが
装着できません。

何回試しても当たる。
エキパイとの差込口も途中までしか入らない。

アジャスタブルの範囲を超えている。 

このパイプがおかしい。


マフラー単体では普通に付くので、これを基準に、


エキパイカット。

アングルを微妙に変更して溶接。

うまく収まってきた。

こんな感じの取り回し。

エンジンのサイドカバー側のM6のスタッドボルトが
短すぎて使えないので、作り直すことに。

完成。

ここのスタッドボルト。
クランプの裏にもスペーサーを入れて取り付け幅調整。

プレートが厚すぎてここのスタッドボルトも短すぎ。
薄いナット使っても全然短い。

説明しといてほしいよね、長いスタッドが必要だってさ。
みんながみんな長いスタッドが必要だって知ってるわけじゃないんだからさ。

でも、前に入れていたカーサ製のスタッドは材質が柔らかすぎて
強度が全然無く、耐久性を全く期待できないと感じたので、
交換って事で一石二鳥って事で前向きに。

 ここも長いスタッドボルトをワンオフで作製。
材質はクロモリ

 旋盤でねじ切り

 M8XP1.25

こんな感じ。

完成。プレートを何回か脱着してもねじ山は全然大丈夫。
前のはプレート付けただけでサクサク削れちゃったから。

 シリンダーに取り付けるフランジも厚すぎて
スタッドが短すぎてダメだった。

折角作っておいたM10-M7変換スタッドボルトも
作り直し。

このフランジのガスケット接触面が変形していて
面も雑で、ナットでトルクをかけると、エキパイの差込口が
変形してエキパイが取り付けができなくなる。ナットのトルクを下げると
ガスケットをつぶす面圧が足りなくなるし、ナットを緩ませたくないので、
面を出し直して、しっかりトルクをだして固定。

ここもフレームに当たるのでカットした。

溶接して密封。

当たらなくなった。

やっと完成。
かなり厄介なエキゾーストだよ。
いや、かなり厄介なSIL製GPか・・・? 

まぁどっちでもいい。
今となっては全てスムーズに簡単に
脱着できる。

しかし、塗装もしなきゃいけない。
超手間がかかる!

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