Monday, May 30, 2016

TR5T-その後6

TR5Tが急にエンジンが止まる症状と、
オイルプレッシャー警告灯が点きっぱなしになるとの事で
引き取ってきました。

タイミング悪く、6TとGP150があるので、
ガレージ内は不動車と部品の山で足の踏み場はある状態です。
とりあえず、TR5Tを優先で点検開始。

しかし、火は飛ぶし、エンジンもかかるし、
オイルプレッシャースイッチもしっかり消える。悪い状態が確認できないんです。
たまに悪くなるっていうのが一番トラブルシューティングしにくいです。

 まず、警告灯が点く問題は、
クランクシャフトのオイルシールが破れて油圧が逃げているんじゃ?
と確認しましたが、特に問題ありませんでした。

タイミングカバー下側のオイルシールがあるオイルの通路は、オイルポンプでオイルが送られると
圧がかかるので、その圧でスイッチが作動して警告ランプが消える仕組みです。
オイルシールが切れていたりすると、切れた部分からオイルが抜けてしまうので、
圧がかからずに警告ランプが点く仕組みです。

ここはアクセスしにくい場所なうえ、オイルシールも消耗品なので、
開けたついでに新品に交換しておくことにします。
どうもスッキリしないんですけどもね。
オイルプレッシャースイッチがまた壊れたのかな?

オイルポンプのナットを締め直して
カバーを取り付けました。

このタイミングカバーまわりが
調子悪いと全て悪くなるので、いつも整備にスゴイ時間をかけます。 
かけすぎかもしれません。

ちなみに、ポイントハウジングのオイルシール、加工前は1000kmで漏れ漏れ
だったのですが、 加工後約5000km走行で一ミリも漏れていませんでした。
芯出ししたかいがありました。ちょっとウレシイです。

フルトラの故障も考えられますが、
今のところ、テストモードで点火をテストしても特に問題は見られず。
LEDもしっかり点く。プラグも火は飛ぶ。エンジンかかるし、さっぱりわかりません。

明日晴れる予定なので、もう走るしかないっす!

以前乗っていたトライアンフの装着していた
ボイヤーイグニッションで同じようなトラブルに
見舞われた事があって、根性で原因追究して直した事があるのですが、
原因が分かるまでの間、原因がさっぱり分からないうえに
夜中の帰宅途中で止まってしまったうえ、過労で気分が悪くなってしまい、
付近にあった薬局の駐車場で寝込んだ事を思い出しました。
ちなみにその薬局は、今はもうありません。

(続)


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