Sunday, March 5, 2017

TR5T-その後16

TR5Tの部品待ちの間、
切ったり張ったり色々と作っていたのですが、
ぼちぼち部品が届き始めたので
TR5T再開です。
 

部品が来たからといっても、すぐ組むわけにはいかないです。
英車の部品は各部検品しないといけません。それだけ質の良い部品がぜんぜん無いです。

結局写真に写っている3個のローターも、内径が全て違うので
クランクシャフトへ装着した時も感触が全て違います。
あるだけマシとは思ってはいるものの、品質がバラバラでほんと嫌になります。

こうなると、新品でも良いのが手に入るかどうかは運ですね。



手持ちの新品ステーターも含め各部色々とチェックしました。 
ほんっと品質がバラバラです。寸法公差とかいうレベルじゃぁないです。
この中で一番良いのを使う予定です。


クランクシャフトの振れも確認。
こちらはいたって健康的です。かなり良いです。


ローターの振れ確認。
振れまくりで危険ですね。

当時ものも含めて他のローターも試しましたが、どれもこれも似たり寄ったり。
加工精度の問題もありますが、部品同士の相性も
あると思うのでもう少し観察してみます。 



念の為、旋盤で振れ確認もしました。
この際このまま削っちゃおうかと思いましたが、やめときました。 

内径は良いのに外径が全然ダメ、内径がダメなのに
外径は全然振れがないとかもう意味不明です。 
鼻クソでもほじりながら作ってんじゃねーの?

 今回入手した部品も含め、良い組み合わせを考えて、かなりうまく取り付けないと
ローターとステーターのクリアランスが狭すぎる部分があって、
お互い干渉する恐れがある部品ばかりです。

本来は組めるようにしか組めない部分なんですが、
もう選択肢も無いので色々工夫して取り付けるしかありません。
  
 
(続)

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