Friday, August 8, 2014

TR5T-50

オーバーフローがひどい事と、ティクラーを押してもガソリンがたまに出ない事もあり、
エアースクリューが0回転戻しでセッティングされていたこと、アイドリングが安定しない事、
スロー調整が出来ない事が理由で、キャブを思い切って外して分解することに。

一応キャブは前のバイク屋さんで分解清掃して間もないと聞いているので、
やらなくていいかなぁなんて思っていたんですけどね。

 一応ガスケットは新品ですけど・・・・・、
ちょ~汚いっすね、中身。


 ガスケットも新旧2枚も入っていました。
あまりのショックで寝込みそうになりました。

 フロートバルブ取り付け部に
ワッシャが入ってましたよ?こんな部品設定無いです。
あまりのショックに寝込みそうになりました。

 こっちも汚い。
油面も超高い設定になってました。
これじゃオーバーフローしまくるわけですよ。


油面が高すぎて、油面を低くしようと
ガスケットを2枚使い、ワッシャーも入れたと思います。
誰がやったのか知りませんが、突貫工事にもほどがあるんじゃないでしょうか。

ガスケットを2枚も使ったもんだからフロートがボディに対して低くなりすぎているので、
ティクラーでフロートを押し切れなくて、ティクラー押しても
大してガソリンが出てこない時があったんだと思います。

 バラしてよかったです。

 さすがオフロードバイク。
ガソリンタンクから砂がたくさん入ったんでしょうね。
砂だらけです。

一応ガスタンクを溶接した時に、中身を
洗い流してありますけど、どうしても砂や砂利が残ってしまうようで、
キャブとコックの間にフィルターを取り付けて対処してあります。

全部分解して清掃しました。
スローがつまりぎみでしたね。


TR5Tは相当長い間乗ってなかったんじゃないでしょうか?
汚れや腐食が頑固でなかなか取れませんでした。
できる限り綺麗にしましたが、正直取り切れないです。

せっかくなんで、インマニも外してガスケット交換もします。
もう何も信用できません。


国内で急きょガスケット類を手配しました。
ただ、正しい部品が来るかどうか心配なので
来なかったら海外に注文することにします。


ただ、結構腐食が激しいので、カスやらサビやらが異常に多く、
セッティングを出して正常に使えるかどうか心配です。
しかも、キャブ取り付けのナットを強く締めすぎていたので、
キャブのフランジ面が歪んでしまっています。

今回はなんとか清掃して修復して再使用しますが、
これで調子が出ないならもうキャブを交換してしまっても良いんじゃないでしょうか。


丁度台風が来て試乗もできないので、
不幸中の幸いと言った所じゃないでしょーかね。

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